1999年11月15日

地下室付二世帯住宅


相談内容:
こんにちは、はじめて連絡させていただくものです。
現在2世帯住宅の建設を考えています。

敷地はおよそ50坪で、先日役所問い合わせしたところ、第1種低層住居専用地域、一種高度地区、40/80、準防火地域、(日照時間のこともいっていたようですが、メモしきれませんでした。)南側に接道するほぼ四角の敷地です。

ここまでは調べたのですが、具体的にここにはどんな家が建つのか、イメージばかり先行してしまっています。どなたに設計をお願いするか、決めておりません。

今の段階で、上記情報でわかる範囲の建築のイメージを教えていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。
具体的には、

・3階建は可能でしょうか?(1種高度+絶対高さ10m)
・準防火地域で特に注意する点は?
・建坪は20坪だとおもうのですが、プランを作る際四角のグリット(0.91*0.91)を利用して、作った図面は実際と大きく変わることはないでしょうか?
・1,2階それぞれに大きなバルコニーを作りたいのですが、建築面積に含まれるのでしょうか(役所では、「柱や床の形状によるからね、すのこ状ならよかったりしますよ」と言われました。建築面積に含まれないよう大きなバルコニーはつくれないものでしょうか?
・地下室を考えていますが、ドライエリアは建築面積に含まれるものでしょうか?

などなど、とりとめのない質問で恐縮です。よろしくお願いいたします。ビデオといいうのはいただけるものですか?ぜひ拝見したいのですが、どうすればいいでしょうか?

1999/11/15#1 SB様 (東京都)


回答内容:
>・3階建は可能でしょうか?(1種高度+絶対高さ10m)

この地域では3階建てはやや困難です。
ややというのはやってできないことはありませんが
合法で建てようとするのは難しく
違法になれば役所は飛んできます。
形態的には10mの範囲まで建てられますので
空間的に余裕が取れれば3層にはなれると思います。
3層についてもいろいろな行政指導がありますので
簡単にできるわけではありません。

>・準防火地域で特に注意する点は?

開口部が網入りガラスになるようなことぐらいです。
外部にシャッターがあれば網入りガラスでなくとも
問題が生じない場合もあります。
基本的には防火の処理が必要です。

>・建坪は20坪だとおもうのですが、
>プランを作る際四角のグリット(0.91*0.91)を利用して、
>作った図面は実際と大きく変わることはないでしょうか?それほど狂いはありませんが所詮スケッチでしょう。

きちんとした図面を作られた方が将来的にも安心かと思います。
また、「思いのほか小さかった」という図面イメージでの空間理解と
実際との差は錯覚としてよく話しに出ます。
現実空間は図面よりひとまわり小さくなるとお考えください。
この当たりは専門家の意見を聞きましょう。
>・1,2階それぞれに大きなバルコニーを作りたいのですが、
>建築面積に含まれるのでしょうか
>(役所では、「柱や床の形状によるからね、
>すのこ状ならよかったりしますよ」と言われました。
>建築面積に含まれないよう大きなバルコニーは
>つくれないものでしょうか?


構造的に柱があって床が作られるとその部分は建築面積に
すべて算入されてしまいます。

しかしながら、床面をすのこ状のもので仕上げることになれば
面積的には軽減できますが、今度は構造的には満足できる
とはいかないわけです。

そのあたりを「どのようにしたいのか?」という意味で
「作れないものに対して回答できない」というのが役所の見解です。
希望がまとまればそれを説明することで
役所は判断してくれます。
ただし、構造も含め総合的に解決されていることが条件となります。

>・地下室を考えていますが、ドライエリアは建築面積に含まれるものでしょうか?

算入されません。

>などなど、とりとめのない質問で恐縮です。よろしくお願いいたします。
>ビデオといいうのはいただけるものですか?
>ぜひ拝見したいのですが、どうすればいいでしょうか?


残念ながらダビングを重ねているうちにマスターテープの
劣化がひどくなりマスターテープがマスターではなくなってきたものですから永久保存の点でダビングを中止しました。
この物件は雑誌に出ておりますので
このコピーでしたら差し上げます。
ご入用でしたらお届け先をお知らせください。


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posted by 回答者:小杉 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 二世帯住宅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 本回答はあくまでも社会問題化し現在も多発している「詐欺的商法とも受取れる各種営業行為」に対して相談者ならびに一般消費者に警告や注意喚起を促すとともに、消費者の消費経済活動等への学習に寄与することを目的として回答いたしております。今では「リフォーム詐欺」としての社会的事件として浮彫り化、問題視することにまで発展することができ、こうした一相談ページ開設の意義の高さを実感しております。

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