2000年09月19日

地下収納


相談内容:
新築3ヶ月になります。設計事務所に依頼して、高断熱高気密の住宅を建てました。わが家では、味噌を手作りしているため、その熟成保存に冷暗所が欲しいという希望を出したところ、半地下の食品収納庫を提案されました。

そこだけ、室内とは遮断し、外の空気を入れて空気の流れを完結させ、コンクリートのひんやり感を活かして・・・ということでできあがった地下収納は、入居が6月梅雨の時期だったためもあるのか、その後の猛暑のせいなのか、1か月もたたぬうちにカビだらけ、おまけに何だかわからない虫がうじゃうじゃとわき、とても食品など収納できるスペースではなくなっていました。

掃除しても消毒しても数日後には浮き出してくるしつこいカビ。皿を収納してある桐箱にまでびっしりです。この3ヶ月おおよそ、温度25〜30℃。湿度65〜80%くらいでした。これでは、どこが「冷」暗所なのでしょう。地下収納は、壁面スタイロフォーム断熱、床面土間フォームに基礎のコンクリートむきだしの仕上げです。桧のすのこを床面に、パイン集成材の棚を1段作り付けにしてあります。天井部は断熱してあるということだったのだけれど逕`けば居間の床下が見える状態でした。(後日、スタイロフォームとサーモプライをはった)

換気は、基礎を抜けて地面近くに換気扇排気口と給気口をとってあります。(防虫網あり)設計事務所に相談してみても、「コンクリートの湿気が抜けるまでは仕方ない」「食品H器をおかなければいい」「様子をみて」と言われるばかりで、対策を考えてくれません。様子をみている間にも、カビは蔓延り、皿を入れた桐箱にまでびっしりはえてしまいました。

手をこまねいてはいられないので、除湿剤を10個入れ、炭シートを敷きつめ、備長炭を置き、空気循環用扇を入れて回しっぱなしにし、ヒバ油をぬり、ゴキブリホイホイとホウ酸団子を置き、給排気口のところには断熱材のあまりを立てかけて西日よけをし・・・・素人考えで思いつく限りのことをしてみました。でも、やっぱり温度・湿度は変わりません。

一時より少なくなったとはいえ、まだカビも虫も気になります。地下収納の設計上、問題はなかったのでしょうか。今後、どのような対策をとったらいいのでしょう。場合によっては■闥熏lえています。アドバイスをよろしくお願いします。


2000/09/19#2 CM様 (栃木県)


回答内容:
湿気取りぐらいでは間に合いません。除湿しない限り湿気は抜けません。
ぜひ除湿機を購入し、絶えず採湿し排水(除湿機のバケツの水を捨てる)します。
湿度は55%から65%ぐらいをキープしましょう。

また、外気の流入を避けます。
虫が入るのは隙間があるので入ってきます。
これを全てふさぎます。
空気循環扇はしばらく設置しないでください。
密閉された箱を作り内部を除湿しない限りご相談の状態のままです。


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posted by 回答者:小杉 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくりの知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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