2001年03月13日

設計士とのトラブル


相談内容:
施主である私が蓄熱式床暖房の設置を希望しました。建築士はその要望に合わせ設計し、工務店、電気店に建築、施工させました。できあがった家の床暖房は蓄熱量が満たず、昼頃には放熱しきってしまい、夕方にはすっかり冷たい床となってしまいます。

機器の取り付け説明書や、カタログ等には60%の面積に床暖房を引かなければ蓄熱量が不足する旨、部分暖房には使わないよう等が記載してあり、メーカーに問い合わせれば当然解決する状況らしいのですが(床暖房面積を増やす、蓄熱式でないものにする、床暖房以外の暖房を考える等)、施主はこの状況を建築士、工務店、電気店から説明されたことはなく、抗議しましたが、責任の所在を明らかにすることは意味がなく、OKを出したのは施主であり、どうにもならない、どうしようもないというのが建築士のコメントです。

どうしても夕方から夜に床を暖めたければ時間帯別の電力の契約をし、昼に3割増しの電力量を使い追い炊きして使う以外にないだろうとのこと。業務外の仕事をサービスで行ったこと、本来の建築金額から値引き額が大きい等の理由から、この程度は損ではないとの判断が建築士の見解でです。この設計士の言うとおり契約してしまった私の責任なのでしょうか?説明不足ではないでしょうか?



2001/03/13#1 TO様 (栃木県)


回答内容:
基本的にはあなたがこの不具合に納得できない以上
引渡しを受けるのはおかしいですね。

建築士はその暖房能力を設計にしたがって確認する必要があります。
建築士は製品を設計に盛り込む以上
その特性や性能を熟知していなければなりません。
採用経験がなければなおのこと
慎重にそのスペックを判断する必要があります。
メーカーとの打合せも十分行う必要があります。

建築士とのコミュニケート不足がこうした事態を作っているように感じます。
「どうしようもない」かどうか
マニュアルがあれば見せていただけませんでしょうか?
システムが判れば補填できるかもしれません。
建築設計の仕事をサービスで行っても設計者または監理者として契約している
またはどこかに名前を出している場合は責任が問われます。
工務店、電気店の下請けである場合は別ですが・・・。


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posted by 回答者:小杉 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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